● ANDRE MEHMARI ,CHICO PINHEIRO,SERGIO SANTOS / TRIZ
RIP CURL / JPN / CD / 2012年09月23日発売 / 2,400円(税込)
国内盤のライナーノーツを担当しました。追い続けてきた3人について書いてます。ブラジルは世界一の音楽大国!と改めて実感させられる素晴らしい一枚です。
これは2012年ブラジル音楽シーン最大級の事件!現代ブラジル音楽をイノヴェートし続ける3人の実力者による、夢の合作アルバムが遂にリリース。フレーズの1つ1つから溢れ出るクラシックの優美さ、ジャズの高揚感、サンバ~ショーロの瑞々しさ、そしてミナスの歌心・・・。各々の実力と個性が高次元で融合した、端正かつ鮮やかな傑作の誕生。
ブラジル若手No.1ピアニストとしての評価は不動、今まさにアーティストとして充実期を迎えているアンドレ・メマーリ。ブラジル音楽シーンの中核にいながら、米ジャズ・シーンでも活躍する若き天才ギタリスト、シコ・ピニェイロ。アフロ・ブラジルをベースに、洗練の極みともいえる良作を発表し続けるミナス屈指の才能、SSWセルジオ・サントス。この3者による共作という、昨今のブラジル音楽シーンに注目しているリスナーなら驚愕必至のアルバムがリリース!
それぞれが曲のアイデアを持ち寄り、3人で完成させていったという全14曲を収録。優美な旋律とそれを彩る洗練されたハーモニー、豊かな音楽的バックグラウンドに裏打ちされた高度なアレンジ、ミナスの情感溢れるサントスの歌唱、プレイヤーとしての矜持を感じさせるメマーリやピニェイロによるスリリングなソロ・パートまで、各々の実力と個性が高次元で融合した、聴く程に惹き込まれる充実作。
ゲスト・プレイヤーには、メマーリと共演した来日公演も記憶に鮮やかなガブリエーレ・ミラバッシ(クラリネット)、3人が大きな信頼を置く実力派ドラマー、エドゥ・ヒベイロなど。録音は、最近のメマーリ作品のレコーディングが全て行われているメマーリ所有スタジオ「Esutudio Monteverdi」にて、2011年12月から2012年3月に渡って行われた。
(メーカー・インフォメーションより)
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