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カテゴリー「BRA>MPB」の記事一覧

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Archive - 2012 OTOTOY TV「MemoryRoll」vol.2


Paula Santoro - Homem ao Mar


Paula Mirhan & Demetrius Lulo / Biscate


tó brandileone & conrado goys / a seco


Domenico Lancellotti / Pré-carnaval


Domenico Lancellotti / Cine Privê


Pato Fu / Primavera


Uakti / O Trenzinho do Caipira


Dudu Tsuda / Sinfonia para espaços abertos Opus nº08 Movimento nº04


Cerebro Eletronico / DEUS E O DIABO no Liquidificador


Blubell & Black Tie - Yokohama Girl


Tulipa Ruiz / Tudo Tanto


Nina Becker - O Objeto


Thiago Pethit / Pas de Deux


Marina Wisnik - NA RUA AGORA


Tiê / Dois


Gui Amabis / Swell


Filarmônica de Pasárgada / O SEU TIPO


MARIANO MAROVATTO / Não tem lua


Juliana Perdigão / A morte do vaqueiro


Graveola e o Lixo Polifônico / INSENSATEZ: A MULHER QUE FEZ


Cícero / Conversa de Botas Batidas


DJ Tudo e sua gente de todo lugar / Quero Bater no Pandeiro


Gaby Amarantos - Xirley


BAIANA SYSTEM / JAH JAH REVOLTA





Psilosamples - No Canto da Cidade


Bemba Trio / Melô do vatapá


Criolo / Mariô


Móveis Coloniais de Acaju e Letieres Leite / A Grande Mãe & Adeus


Lucas Santtana / O deus que devasta mas também cura


Lucas Santtana / Super Violão Mashup
PR

Archive - 2012 OTOTOY TV「MemoryRoll」vol.1


Beirut - O Leaozinho


NICO / SOY LOCO POR TI AMERICA


Trupe Chá de Boldo / Pirata


Pitanga em Pé de Amora / Choro


Luísa Maita / Lero-Lero


Rodrigo Campos / PRINCESA DO MAR


Zé Cafofinho e suas correntes / Xirley


Alessandra Leão & Caçapa / Boa Hora


SIBA / Ariana


5 a Seco & Maria Gadu / Em Paz


Dani Gurgel & Vinicius Calderoni / Linha na Pipa


Tatiana Parra & Andrés Beeuwsaert / Milonga Gris


Edu Krieger, Joana Duáh e Sergio Krakowski / Descompassamba


Swami Jr / Virou Fumaça


José Miguel Wisnik / Feito pra acabar


Mônica Salmaso / Derradeira primavera


Guinga & Lula Galvão / Cheio de Dedos


Chico Saraiva / De butuca na cozinha


Edu Kneip / Tratamento de Choque 


Hamilton de Holanda Quinteto & Hermeto Pascoal / Viajando pelo Brasil


André Mehmari e Hamilton de Holanda / São Jorge


Alexandre Andrés / Ala Pétalo


Uakti - Here Comes The Sun


Rafael Martini - Convite


Antonio Loureiro / Luz da Terra

RENATO BRAZ, NAILOR PROVETA, EDSON ALVES / SILENCIO - UM TRIBUTO A João Gilberto

ディレクターとして関わらせていただいている "ALMA BRASILEIRA" レーベルの第一弾がいよいよリリースされます。

3人の名手による正統派ジョアン・ジルベルト・レパートリー集。

ジョアンの ”シレンシオ” 、そして古きよきブラジル音楽のサウダーヂを見事に表現した一枚です。ブラジル音楽ファンなら絶対に気に入っていただける作品だと思います。是非!



● ヘナート・ブラス、ナイロー・プロヴェッタ、エドソン・アルヴェス / シレンシオ~ジョアン・ジルベルト・トリビュート
- RENATO BRAZ, NAILOR PROVETA, EDSON ALVES / SILENCIO - UM TRIBUTO A João Gilberto -
ALMA BRASILEIRA / CD / 2014年12月03日発売 / 2,700円(税込)

■Musicians
Nailor Proveta – saxofone e clarinete
Renato Braz – voz
Edson Alves – violão

史上最高のジョアン・ジルベルト・トリビュート・アルバム。
ジョアンの「シレンシオ(静寂)」を再現することに成功した唯一の作品が、待望の国内盤リリース。

モニカ・サルマーゾらと並び現在のMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)界で高く評価される男性シンガー、ヘナート・ブラスがジョアン・ジルベルトのレパートリーを唄った珠玉の作品。エドソン・アウヴェス(ギター)、ナイロール・プロヴェッタ(クラリネット)という二人のメストリ(マスター)を迎えた余白を大切にした編成は、ボサノヴァの「シレンシオ=静寂」、そしてジョアンが大切にした古きよきブラジル音楽の「サウダーヂ」を表現することに最も成功したアルバムといえる。

シレンシオ=静寂と題された、このジョアン・ジルベルト・トリビュート作品のレコーディングが決定したことを受け、ジョアン・ジルベルトの甥である映画監督ゼカ・フェヘイラが本CDのメイキング映像「エンサイオ・ソブリ・シレンシオ」を製作。ブラジルの文化系テレビ局カナウ・ブラジウも出資し、ドキュメンタリー映画として放映したところ好評を博した。いよいよ、そのCDがリリースされる。なお、この録音はジョアン・ジルベルト本人も耳にし、非公式ながら気に入っているという旨のコメントを残しているとのことだ。

▼SILENCIO - MAKING


【TRACK LIST】 ★:国内盤のみボーナス・トラック
1. Pra que discutir com madame? (Janet de Almeida / Haroldo Barbosa)
2. Preconceito (Marino Pinto / Wilson Batista)
3. Eu sambo mesmo (Janet de Almeida)
4. Avarandado (Caetano Veloso)
5. Acapulco (João Gilberto) - instrumental ★
6. Estate (Bruno Martino / Bruno Brighetti)
7. Besame mucho (C. Velazquez)
8. Doralice (Antônio Almeida / Dorival Caymmi) - Instrumental
9. Acontece que eu sou baiano (Dorival Caymmi) ★
10. Bahia com H (Denis Brian)
11. Eu vim da Bahia (Gilberto Gil)
12. Caminhos cruzados (Newton Mendonça / Tom Jobim)
13. Farolito (A. Lara)
14. O grande amor (Tom Jobim / Vinícius de Moraes)
15. Louco (Henrique de Almeida / Wilson Batista)
16. Cordeiro de Nanã (Mateus / Dadinho)

■ヘナート・ブラス Renato Braz (ボーカル、ギター)
1968年サンパウロ生まれ。1996年のデビュー・アルバムRenato Brazに収録されたAnabelaがヒットしてその美しい歌声が注目を浴びる。2002年のビザ・ブラジル音楽賞を受賞して一流アーティストの仲間入りをし、音楽界にその名を広く知られるようになる。2004年にソプラノサックス奏者ポール・ウィンターと共演してアメリカでのデビューを果たし、2008年のポール・ウィンター東京公演にもゲスト出演。2014年には8枚目となる本作を発表するほか、日本の童謡集を制作する構想もある。

ALICE CAYMMI / ALICE CAYMMI


● ALICE CAYMMI / ALICE CAYMMI
ダニーロ・カイミの娘、つまりドリヴァル・カイミの孫にあたるアリーシ・カイミのデビュー・アルバム。カイミ一家なだけあって22歳にして既にヴォーカリストとして完成された実力を持ち、作曲家としても既に活躍しているそうです。シンプルなアコースティックMPB作品でも充分に素晴らしい作品になるのでしょうが、このデビュー・アルバムの面白いところは敢えて実験的な作風に挑戦しているところでしょう。ときに過激ともいえるノイジーな電子音を用い、現代のカンサォン=歌へと仕上げています。詳細はこちら



ANDRE MEHMARI ,CHICO PINHEIRO,SERGIO SANTOS / TRIZ


● ANDRE MEHMARI ,CHICO PINHEIRO,SERGIO SANTOS / TRIZ
RIP CURL / JPN / CD / 2012年09月23日発売 / 2,400円(税込)

国内盤のライナーノーツを担当しました。追い続けてきた3人について書いてます。ブラジルは世界一の音楽大国!と改めて実感させられる素晴らしい一枚です。
これは2012年ブラジル音楽シーン最大級の事件!現代ブラジル音楽をイノヴェートし続ける3人の実力者による、夢の合作アルバムが遂にリリース。フレーズの1つ1つから溢れ出るクラシックの優美さ、ジャズの高揚感、サンバ~ショーロの瑞々しさ、そしてミナスの歌心・・・。各々の実力と個性が高次元で融合した、端正かつ鮮やかな傑作の誕生。
ブラジル若手No.1ピアニストとしての評価は不動、今まさにアーティストとして充実期を迎えているアンドレ・メマーリ。ブラジル音楽シーンの中核にいながら、米ジャズ・シーンでも活躍する若き天才ギタリスト、シコ・ピニェイロ。アフロ・ブラジルをベースに、洗練の極みともいえる良作を発表し続けるミナス屈指の才能、SSWセルジオ・サントス。この3者による共作という、昨今のブラジル音楽シーンに注目しているリスナーなら驚愕必至のアルバムがリリース!
それぞれが曲のアイデアを持ち寄り、3人で完成させていったという全14曲を収録。優美な旋律とそれを彩る洗練されたハーモニー、豊かな音楽的バックグラウンドに裏打ちされた高度なアレンジ、ミナスの情感溢れるサントスの歌唱、プレイヤーとしての矜持を感じさせるメマーリやピニェイロによるスリリングなソロ・パートまで、各々の実力と個性が高次元で融合した、聴く程に惹き込まれる充実作。
ゲスト・プレイヤーには、メマーリと共演した来日公演も記憶に鮮やかなガブリエーレ・ミラバッシ(クラリネット)、3人が大きな信頼を置く実力派ドラマー、エドゥ・ヒベイロなど。録音は、最近のメマーリ作品のレコーディングが全て行われているメマーリ所有スタジオ「Esutudio Monteverdi」にて、2011年12月から2012年3月に渡って行われた。
(メーカー・インフォメーションより)

PEDRO MORAES / CLAROESCURO

 
● PEDRO MORAES / CLAROESCURO
ROB DIGITAL / BRA / CD / 2,500円(税込)

3年ぶりに聴いてあらためていいと思ったペドロ・モラエスの「CLAROESCURO」。2008年作に6曲の新録を加えて再発されました。先日のミュージック・マガジンで紹介した作品とはまた違う”ひねくれた”楽曲を書く人だが、好メロディのサンバ作曲家としても定評あり。鬼才にしてポップな新世代MPBの重要なSSWです。カエターノが先鋭性を失わずにいたらこうなっていたかも。

+ + +

ペドロ・モラエスは、2000年頃よりプロ・キャリアをスタートさせたサンバ・ギタリスト/シンガー。彼を中心とした若手サンバ・クアルテート「E COM ESSE QUE EU VOU」での活動で頭角を現し2007年にアルバムを発表。エルトン・メデイロス、ネルソン・サルジェント、デルシオ・カルヴァーリョ、カルリーニョス・ヴェルゲイロといったサンバ界の偉人との共演を果たし、そのクオリティは高く評価された。また、ソロ・アーティストとしては2008年に本作と同名の自主制作アルバム「Claroescuro」をリリース。日本にもごく僅かな数量が流通し、熱心なファンの間で支持された。
そして、本作「Claroescuro」。実は、現在では入手困難となっている2008年のソロ作全8曲に、2010年までに新たにレコーディングした6曲を加え、サンバ系の名レーベル、ROB DIGITAL社がリパッケージしたもの。カイーミ、ジョビン、シコ、ルイス・ゴンザーガなど、多岐にわたるブラジル音楽に感化されたオリジナル楽曲をはじめ、レノン=マッカートニのカバーにまで及ぶ見地も肝。


2008年オリジナル・アートワーク

○ OFFICIAL SITE
○ MY SPACE が聴ける音源が充実してるかな。

MARIANO MAROVATTO / AQUELE AMOR NEM ME FALE


● MARIANO MAROVATTO / AQUELE AMOR NEM ME FALE
BOLACHA DISCOS / BRA / CD-R / 700円(税込)
マルセロ・カメーロ級の逸材じゃないでしょうか?個人的にはマルセロよりサウンドは好みです。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの3枚目に似た、アンニュイなエロさ、誘惑。それにしても今年はドメニコのソロ、モレーノのライブ盤を筆頭に、こちらで紹介してきたペーリコ、ガブリエル・メデイロスなど、ブラジルのSSWものが充実してます。それにしてもボラーシャはなぜにCD-Rなのか!

+ + +

バックにペドロ・サー(g),マルセロ・カラード(ds),ヒカルド・ヂアス・ゴメス(b)のバンダ・セーを迎えている点に目がいきがちであるが、本作を聴けば、主役であるマリアーノ・マロヴァットの持つ稀有な才能に驚くであろう。カエターノ・ヴェローゾからチタンス、アザ・ヂ・アギア、そしてマルセロ・カメーロまで、ブラジル・ロックの系譜を感じさせる毒気を確実に孕んだマリアーノの楽曲群は、まさに今のブラジルらしさに溢れている。
スネアとハイハットの刻むリズムに複数のギター、女性ヴォーカルによるコーラスがアンニュイな気分をもたらす#1,2の序盤に始まり、潮騒の音がまるで夜のビーチにいるかのような気分にさせてくれる#3,4、フォーキーな語り口で愛を歌う#5・・・拍子抜けするほどにシンプルな骨組みだが、さりげなくサイド・ギターやコーラスなどが配され、まるでオーケストラのようにマリアーノの歌声を支えていく。マリアーノのシンプルな言葉で深遠な言葉を描いていく南米SSWの王道ともいえる楽曲、そして楽曲に立体的な陰影を与えるダヴィ&モレーノによるサウンド作りはさすがといったところだ。そんなアイデアがボサノヴァと結びついてしまったかのような#6は圧巻であろう。お皿とナイフでリズムを刻むブラジル特有のパーカッションを下地に、ボサノヴァ・ギターのバチーダ、フリーキーともいえるエレキ・ヴァイオリンが絡む。とんでもないことを何処吹く風でこなしてしまうマリアーノのアイデアには、カエターノのような確信犯的なトリックスターとしての資質を強く感じずにはいられない。再びシンプルなボサ・ノヴァを披露する#7を挟み、チープなエレクトロ・ニューウェーブ#8になると、その大胆不敵さにはもはや笑ってしまうしかない。ラストは詩人アリス・サンタナに捧げられた子守唄のような弾き語りも心地よい。
 まるで70年代のカエターノ・ヴェローゾのような実験性とサイケデリアを、音響派以降の音空間でフォーキーに歌い上げた傑作とでもいえばいいのだろうか。聴けば聴くほどに違う表情を見せてくれる本作を聴いていると、もしかしたら10年後、20年後に今とはまた違った文脈で聴かれ続けているのかも、といった想像をせずにはいられない。


"Tanto" Mariano Marovatto
 

About

HN:
Eri
HP:
性別:
男性
自己紹介:
ラテン・ブラジル音楽を中心としたワールド・ミュージックのバイヤー。基本的には今まさに聴いている音楽の中から、本気で面白いもの、いいと思ったものを掲載。それと自分が関わっているイベントの告知などもちょっと載せていきます。
【More Profile】
※暫くはこれまで色々なところに書いてきたものを加筆修正してアーカイブ化する作業も並行して行いますので、あしからず。

e-mail: yusukerikawa*gmail.com
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