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UniMúsiCa

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書籍 ブラジル・インストルメンタル・ミュージック・ディスクガイド / Livro - Guia da Música instrumental Brasileira



こちらの本にディスク・レビュー&コラムを寄稿しました!
掲載作品を紹介する記事をweb dacapoさんに寄稿しました!web dacapo

●ブラジル・インストルメンタル・ミュージック・ディスクガイド
ショーロ、ボサノヴァからサンバ・ジャズ、コンテンポラリーまで
◇ウィリー・ヲゥーパー(監修)
DU BOOKS / 2014年8月8日発売 / 2,300円+税
◇A5/並製/208ページ(オールカラー)

日本でも根強い人気を持つブラジル音楽。「歌の国、ブラジル」といわれている一方で、ブラジルの楽器奏者のレベルは欧米とも引けを取らないばかりか、それ以上のレベルのアーティスト達が存在する。本書ではあえてインストルメンタルだけに絞り、20世紀初頭に誕生した即興楽器楽音楽であるショーロからボサノヴァ、ブラジル音楽、ワールド・ミュージック、サンバ・ジャズなど1950年代から現代までの重要盤約650枚を紹介いたします。また、ブラジル音楽の貴重なエピソードやコラム、写真なども掲載!

<目次>
・序文
・ブラジル楽器説明
・第1章 重要アーティスト
・第2章 1950年代
・第3章 1960年代
・第4章 1970年代
・第5章 1980年代
・第6章 1990年代
・第7章 2000年代
・第8章 2010年代
・第9章 海外録音

特別寄稿1 - 伯国インストルメンタル・グループの変遷
特別寄稿2 - ブラジル人アーティストが選んだブラジル音楽インスト名作

コラム1 - SP時代のインスト・プレイヤー
コラム2 - 歌うインストルメンチスタの作品
コラム3 - ブラジル音楽に憧れた北半球のジャズマン達
コラム4 - O Grande Encontro ~ 共演作品
コラム5 - ミュージシャンの為のブラジル音楽演奏の心得
コラム6 - ブラジルのインスト系インディーズ・レーベル
コラム7 - サンパウロのインスト系ライヴ・ハウス案内
コラム8 - ブラジルの音楽学校事情~サンパウロ編
コラム9 - ブラジルで活躍する日本人演奏家の作品

◆執筆陣
坂尾英矩 / 長谷川久 / 貝塚フォンフォン / Q.K. / 島田愛加 / 森朗 / 堀内隆志
/ スギモトヒロユキ / 副島泰嗣 / 山根幸洋 / 江利川侑介 / Willie Whopper
【監修】ウィリー・ヲゥーパー(Willie Whopper)
ブラジル音楽フリーペーパー「ジョルナル・コルデル」編集長。ブラジル情報発信スペース「Aparecida」(東京・西荻窪)オー ナー。ブラジル訪問歴14回。現地在住ブラジル人アーティスト達と直接交流し独自の情報網を持つ。著書にブラジルCDガ イド『ムジカ・モデルナ』(アスペクト)、 ブラジル音楽ガイド『リアルブラジル音楽』(ヤマハミュージックメディア)、 『ボサノヴァの真実』(彩流社)、『音楽でたどるブラジル』(彩流社)がある。2011年9月、第1回 ブラジリアン・プレス・アワード音楽部門受賞(日本人で唯一人)。















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柳樂光隆さんの監修した「Jazz The New Chapter - Robert Glasper & The Other Innovators」(シンコー・ミュージック)に執筆しました


お知らせです。

柳樂光隆さんの監修した「Jazz The New Chapter - Robert Glasper & The Other Innovators」(シンコー・ミュージック)に執筆しました。
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diskunion

 * * *

この本はジャズの本ですが、これまでのジャズ本と大きく違い、ニルヴァーナ、レディオヘッド、ビョーク、ジェイディラ、トータスにフライング・ロータスといった、90年代以降に共通言語といえるほどにたくさんの人々に聴かれた非ジャズ音楽が重要なキーワードになっています。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。本作に掲載されているジャズ・ミュージシャン達も我々と同じような音楽を聴いてきたわけですから、ジャズというフィールドにもその影響が当然反映されています。主軸となっているヒップヒップ以降のリズム感覚がジャズに与えた影響については言うまでもなく、一例を挙げるならば、P122以降の「"今"を彩る100枚のアルバム」に掲載されているベン・モンダー、ラフィク・バーティア、ギラッド・ヘクセルマンなどは、パット・メセニーやカート・ローゼンウィンケル以降を切り開く新世代のジャズ・ギタリストですが、一方でインディーロックやポストロック的な感覚でも充分に聴くことのできるアーティストです。

入り口は人それぞれでしょうが、90年代以降に熱心に音楽を聴いていた時期がある方なら、誰しもが興味深く「今のジャズ」にアクセスするこのができる。そんな優れたガイドブックとなっています。

 * * *

ジャズの歴史はこの20年間白紙に等しかった、というイントロダクションを読み、本書の執筆がいかに大変かを改めて察しました。ジャズというカテゴリーに縛られず、20年の間に起きた様々な音楽的革新とその影響を考察し、ジャズの歴史を再定義する...。この膨大な作業は、ジャズだけでなくヒップホップやクラブ・ミュージック、南米音楽にインディーロックまで様々な音楽を聴きまくっている柳樂さんでないと為しえなかったでしょう。

そして、今のジャズがいかに面白いか、いかにやばいかを単純明快に伝えよう、そんな至極真っ当なジャーナリズムがベースとなっているからこそ、本誌の中心はロバート・グラスパーなのでしょう。「いかに届けるか」を重要視し、実際にもっともヒップなアメリカ音楽シーンの最先端でジャズ・ミュージシャンの優位性を証明している象徴的存在こそグラスパーなのだから。

 * * *

というわけで、僕はP152以降の「ワールド・ジャズの新しい勢力地図」に掲載されている何枚かのアルバムについてレビューを書いています。選盤を担当したのはワールドミュージック・カテゴリーで主に活躍されている音楽ライターの吉本秀純さん。ワールドだけではなくスタジオヴォイス誌ではジャズのレビューも担当されていたという吉本さんは当然ジャズにも造詣が深く、とても真摯に世界中の「今」の音楽シーンを多角的に見つめ続けてきた方です。"音楽業界の眠れる怪物"(by柳樂氏)によるセレクション、そしてそれぞれのレビューはジャズに新たな視点をもたらしてくれるでしょう。是非手にとって読んでみてください!

 * * *

The new guidebook about JAZZ in the 21th century named "Jazz The New Chapter - Robert Glasper & The Other Innovators" was published in Japan.
It is supervised by Jazz Journalist Mitsutaka Nagira, and Robert Glasper, Jose James, Esperanza Spalding, Kurt Rosenwinkel, and more many musicians and 300 NEW
JAZZ discs after Nirvana, Radiohead, J Dilla, Bjork, Tortoise, Flying Lotus are appeared in this guidebook.

I wrote some music reviews about following musicians in the section "The newest map of WORLD JAZZ" . All 60 discs were selected by music journalist Hidesumi Yoshimoto. 

Okay Temiz(Turkey)
Sachal Jazz Ensamble(Pakistan)
Anoushka Shankar(India)
Ernesto Jodos(Argentina)
Melina Moguilevsky(Argentina)
Jean Pierre Magnet Y Serenata De Los Andes(Peru)
Marta Gómez(Colombia)
Ricardo Gallo Cuarteto(Colombia)
David Murray And Gwo Ka Masters Featuring Taj Mahal(Guadeloupe)
Mario Canonge(Martinique)
Getatchew Mekurya & The Ex & Friends Terp(Ethiopia)
Samuel Yirga(Ethiopia)
Chano Domínguez(Spain)
Black Wax(Japan) 

And Andre Mehmari and Antonio Loureiro also appeared in this section with Avishai Cohen, Tigran Hamasyan and more.

おれ的わたし的2012ベストに投稿いたしました

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去年はサボってしまいましたが私個人の2012年ベスト・アルバムをこちらのサイトに投稿しました。
おれ的わたし的2012ベスト
毎年のことですが、一番参考になるサイトです。


エリカワのページはこちら



【お知らせ】元上司のお店「夜長茶廊」が鳥取にopenです。



ディスクユニオン・ラテンブラジル・フロアで共に働いていた石亀さんのお店が鳥取は倉吉にOPENです。コーヒーと音楽とカレーって最高の組み合わせ!

HP → http://yonagasarou.com/





【お知らせ】diskunion Latin Brasil World MusicのFACEBOOKが出来ました!

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diskunion Latin Brasil World MusicのFACEBOOKが出来ました!

オススメ・アイテムはもちろん、各担当の趣味的な記事も紹介してまいります。
ラテン、ブラジル、アフリカを中心としたワールド・ミュージックの最も「濃い」情報
の集まるページにしてまいりますので、是非「いいね」&購読をお願いします。

こちらからどうぞ!


ミュージック・マガジン誌2012年6月号 高橋健太郎氏による特集「ラテンの意味が書き換えられる!」にディスク・レビューを寄稿しました。


■ MUSIC MAGAZINE 2012 / 6月号 / 700 円(税込)
高橋健太郎氏による南米音楽特集記事が掲載されました!私もディスクガイドにて拙文を寄稿しております。

<特集 ラテンの意味が書き換えられる!>
南米各地から聞こえてくるプログレッシヴな音楽の魅力(高橋健太郎)

今回のミュージック・マガジンは高橋健太郎氏による南米音楽特集!
日本の大きなメディアでこれまでに紹介されてこなかったリオやサンパウロ以外のアーティスト達が形成するブラジルの音楽シーンを中心に、アルゼンチンやチリ、ウルグアイなどとの国境を越えた連帯、そして各国の文化政策や音楽コンテンツ産業にも言及。今南米の音楽はなぜオモシロイのか?そしてその裏で何が起きているのか?南米音楽の今を紐解きます。ご意見ご指摘があれば是非お気軽に私まで。(江利川)

ディスク・ガイド(高橋健太郎氏、江利川侑介)

<一部未CDリリースのものを除く掲載アイテムはこちら/画像クリックで商品ページに飛びます。>

Profile

   
ラテン・ブラジル音楽を中心としたワールド・ミュージックのバイヤーです。

大きく紹介されることは少ないかもしれませんが
素晴らしい音楽が中南米にはたくさん存在します。

日々出会う膨大な音楽の中から
新旧問わず、本気で面白いもの、いいと思ったものを紹介していきます。

そして自分が関わっているイベントの告知などもちょっと載せていきます。

タイトル「UniMúsiCa」は
「Unique」「Universal」「Universe」
つまりユニークであり普遍的であり宇宙でありといった言葉に
ポルトガル語の「Música」を併せた造語です。

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※こちらは音楽のことばかりではありませんが、何卒どうぞ。




 

About

HN:
Eri
HP:
性別:
男性
自己紹介:
ラテン・ブラジル音楽を中心としたワールド・ミュージックのバイヤー。基本的には今まさに聴いている音楽の中から、本気で面白いもの、いいと思ったものを掲載。それと自分が関わっているイベントの告知などもちょっと載せていきます。
【More Profile】
※暫くはこれまで色々なところに書いてきたものを加筆修正してアーカイブ化する作業も並行して行いますので、あしからず。

e-mail: yusukerikawa*gmail.com
*を@に変えて送ってください。

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